【第2回】 女性のライフステージによるからだの変化について

2回目となる今回は女性のライフステージともに起こるからだの変化についてのお話です。女性は年齢とともに女性ホルモンの変化が起こります。その中で重要なのは思春期・成熟期・更年期そして、高年期という4つのステージ。今回は思春期と成熟期についてのお話です。

女性の思春期が始まる時期は、おっぱいが大きく膨らむ、月経が始まる、腟まわりに毛が生えるという3つの変化が現れ、体内で女性ホルモンが分泌されはじめたサインとなります。これが妊娠ができる体になる準備を始める第二次成長期です。

思春期から成熟期の間、女性器の周りは様々な変化があります色素沈着が起きたり、大陰唇の左右の大きさが変わったり。けれど、その変化は女性器を守るためには必要なことで、なにも気にすることはないのです。また、この時期の無理なダイエットなどは成熟期へ向かう体の妨げになり、また、女性ホルモンが体に馴染むまでの間、月経痛やPMSなどの女性特有が起きることも。

成熟期は18歳から48歳までの間を指します。その長い期間に人によっては妊娠出産を経験したり、または子宮筋腫や子宮内膜症といった病気を経験するなど、女性ホルモンがその人の人生に様々な変化を引き起こします。成熟期は、来たるべき更年期や、さらに上のステージである高年期に備えて準備を始める時期でもあります。また、この時期にしっかり知識を持って自分のからだと向き合うことこそが今後の人生に大きく関わってきます。

また、成熟期に大切なのは、子孫を残すという役割を持っているということ。妊娠・出産という大変な作業をする女性のために、快感というご褒美を神様が与えてくれたのではないかと松峯先生は語ります。また、フランスで植物研究をしてきた森田が「潤うからだ」について考えるきっかけになった出会いについても語っています。

女性が性を語ることがタブーとされたのは、昔、女性が男性の財産として扱われていた時代があったからだと松峯先生は語ります。だからこそ、今の時代、女性は自分の体に生まれながらに備わったテクノロジーについて知識を持ち向き合うことが大切なのだといいます。

プロフィール紹介

森田敦子

森田敦子(もりた あつこ)

日本における植物療法の第一人者。株式会社サンルイ・インターナッショナル代表。客室乗務員時代に植物療法に出会い劇的に改善後、渡仏。フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学び、帰国後、植物療法に基づいた知見を社会に提供するため、デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」の処方・開発や、「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。2020年、女性の一生をサポートするためのトータルライフケアブランド「Waphyto」を立ち上げる。
私生活でも42歳で自然妊娠・出産。著書「潤うからだ」他多数。

松峯寿美

松峯寿美(まつみね ひさみ)先生

医師・医学博士。日本産婦人科学会専門医。東京・木場にある東峯婦人クリニック理事長。とくに不妊治療、思春期・更年期医療に力を注ぎ、女性専門外来の先駆けとなる。また、日本にまだ数少ない産前産後ケアセンター・東峯サライを開設。著書に「50歳からの婦人科」や「60歳からのセックスクリニック」等、様々なライフステージの女性たちの体の悩みに関する講演等でご活躍。

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