セクシャルウェルネスとは?市場や企業、アイテムについて紹介します

最終更新 2021.09.16 by WOMB LABO編集部

こんにちは、WOMBLABO編集部です。今回は、フェムテックで話題の「セクシャルウェルネス」について、セクシャルウェルネスの市場規模や企業、アイテムなどを紹介していきます。

フェムテックについて

フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語のことで、女性が抱える特有の悩みをテクノロジーで解決できる商品やサービスのことを指します。フェムテックの分野としては、月経、女性の健康全般、セクシャルウェルネス、妊活&産後のケア、不妊&妊孕制などがあります。今回は、そのなかでもセクシャルウェルネスについて紹介していきます。

セクシュアルウェルネスとは?意味は?

世界保健機関(WHO)によると、セクシュアルウェルネスとは「セクシュアリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であること」を指します。
具体的には、性の健康を維持するための自分自身を大切にするセルフケアやパートナーとのセクシャルコミュニケーションのあり方を示していくものです。

セクシュアルウェルネスの市場規模について

世界のセクシャルウェルネス市場の規模は、2025年までに約4兆円規模に達すると予想されています。海外では、すでにセクシャルウェルネスにかかわる商品がスーパーマーケットやドラッグストアなど実店舗での販売がされていますが、日本ではまだまだタブー視する傾向があり、人目を気にせずに購入できる通販やECサイトでの販売が主流です。
しかし、今後はより日本でもセクシャルウェルネスの考え方を広げていくために、実店舗での販売も強化していく流れになっていくと考えられています。
出典元::ReserchandMarkets, Sexual Wellness Market – Global Outlook and Forecast 2020-2025, Jul2020

新型コロナウイルスによるセクシャルウェルネス市場への影響

世界中で話題になっている新型コロナウイルスは、セクシャルウェルネス市場にも影響を及ぼしました。月刊TENGAの調査によると、緊急事態宣言が出されてから、平時と比べて性生活に変化があったと答えた人は24.1%もいました。
世界中でロックダウンやステイホームが促され、性生活を充実している人が増えたことで、コンドームや潤滑剤、セックストイなどの売上が増加しました。

出典元::The Guardian, Sex toy sales triple during New Zealand’s coronavirus lockdown, 9Apr2020

セクシャルウェルネスのアイテム一覧について

セクシャルウェルネスに関わるアイテムには、具体的にどのようなものがあるかを紹介してきます。

潤滑剤

潤滑剤は、潤滑ゼリーやラブローション、デリケートゾーン専用ローションともいわれることがあり、性交痛がある人だけではなく、性交渉やセルフプレジャーを楽しみたい人のための商品です。
潤滑剤とローションは混同しやすいですが、決定的な違いとしては潤滑剤は「粘膜および周辺用」、ローションは基本的に「全身用」であるということです。
基本的にローションには、主成分に「ポリアクリル酸ナトリウム」が含まれていて、水分を吸収することで粘性を高める性質があります。そのため、腟内に使用してしまうと水分が吸収されることで乾燥が生じ、性交痛を悪化させたり、挿入時に痛みを感じさせてしまう原因にもなります。
デリケートなエリアなので、成分にこだわった商品を選んでいただくと良いでしょう。

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バイブレーター・ローター

バイブレーターやローターは、性交渉時やセルフプレジャーに使用するアイテムです。
挿入するタイプや振動を楽しむタイプがあります。色やデザインは様々で、和菓子や口紅をモチーフにしたアイテムもあります。セックストイ専用のクリーナーも販売されているので、デリケートゾーンを清潔に保ちながら楽しめます。

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膣トレグッズ

膣トレとは、膣圧トレーニングの略で「骨盤底筋群」を鍛えるトレーニングのことを指します。骨盤底筋群とは骨盤の底にある複数の膜のような筋肉を指します。骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保つ役割があります。
膣トレは、オーガニズムを感じやすくし性行為をもっと楽しみたい方だけではなく、出産後や運動不足、くしゃみをした時の尿漏れ、お風呂上がりに膣からお湯が出るなどの自覚症状がある方にもおすすめです。
膣圧トレーニンググッズには、大きく分けて2つのタイプがあります。

①グッズを膣に入れるだけでトレーニングになるもの
激しい運動をしなくても、自分の意思とは関係なく電気刺激で筋肉トレーニングができます。

②グッズを膣に入れて、膣を締める・緩めるの運動を行うもの
ダンベルでの筋トレのイメージで、自らの意思で膣を締める・緩めるの運動を行います。
スマホと連動して使うものが多く、どれだけの効果が出たのかを数値として確認することができます。

膣圧トレーニンググッズには、様々な形状やサイズ、重さがあります。初心者はできるだけ小さく軽いものを選んでみましょう。

▷膣トレアイテムについての詳しい記事はこちら
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デリケートゾーンケアグッズ

デリケートゾーンのケアに力を入れている女性はなかなかいないのではないでしょうか。
セクシャルウェルネスの考え方が広がるなか、女性のデリケートゾーンのケアに注目されるようになってきました。
デリケートゾーンのケアには、まず清潔を保つことと保湿をすることが重要です。
デリケートゾーンに、一般的な身体用の洗剤や保湿クリームを使用すると刺激になってしまい、乾燥や黒ずみの原因になります。必ず専用のグッズでケアをすることを心がけましょう。
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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「セクシャルウェルネス」についてまとめてみました。
まだまだタブー視されがちなセルフプレジャーや性生活に関する話題ですが、女性の社会進出をきっかけに徐々にオープンになっています。性をもっと主体的に楽しむ生き方ができるようになる日も近いかもしれません。

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