定期的に訪れる「生理」。ただ一言で「生理」と言っても、その期間や月経量、症状は個人差があり、職業やライフスタイルによって生理期間の過ごし方もさまざまです。
「生理」について十人十色の向き合い方をシェアすることで、読者のみなさんがご自身のライフスタイルに取り入れたり、生理について知るきっかけになればと思います。
今回は、Ayaさんの生理の過ごし方をご紹介します。
【年齢:40歳 / 生理周期:30日 / 経血量:1日目の終わりと2日目が多い / PMSほとんどなし】
もくじ
Ayaさんのライフスタイル
自宅でサロンを開業されているAyaさん。フェイシャル・ボディのエステ、顔タイプ診断やメイクレッスンもされています。予約が入っていないときは、カルテを書いたり、SNSを更新したり、事務作業も多いそうです。休みの日は、友人と美味しいものを食べに出掛けたり、漫画や映画や読書も好きで、自分の時間も大切にしているそうです。
自分のペースで無理なく暮らす。睡眠時間はしっかりと
WOMB LABO編集部:エステだけでなく最近話題の、顔タイプ診断もされているんですね、興味あります!
Ayaさん:そうなんです、開業から10年が経ちましたが、最近はエステだけでなく、新しいことも取り入れています。お客様がメイクで変身したり、気持ち良かった〜と言って毎月来てくださる方がいたり、先日、50代のお客様に、こんなに綺麗な50代を迎えられたのはAyaさんのおかげだわ!ありがとう。と言ってもらえたり…感謝の言葉や笑顔を見ると、本当に嬉しくて頑張る力になります。
WOMB LABO編集部:人生の先輩にそんな言葉をかけてもらえると、嬉しいし、自分自身の人生の希望にもなりますよね。
Ayaさん:とってもやりがいのある仕事だと感じています。医療事務やエステサロンに勤務していた時は、毎日忙しく、疲れて寝るだけの日も多かったですが、自宅サロンを開業してからは、無理せず自分のペースで仕事ができています。睡眠が何より大切なので、空き時間に1時間程昼寝をすることもあります。
WOMB LABO編集部:自分のペースで無理なく過ごすことって、一番大切だけど、実は一番難しいですよね。
辛かったアトピーを、食事改善と布ナプキンで克服
Ayaさん:生まれた時からアトピーで、小学校高学年から中学生の時は特にひどかったです。寝ている時も、かゆくて、かいて、朝起きたら枕が血まみれで・・・。ぐっすり眠れた日はなかったです。薬を飲んでいたのもあり、授業中も眠くて・・・。ウトウトして、先生に怒られていました。勉強したくても、眠くて集中できず、普通に授業を受けることも難しかったです。
WOMB LABO編集部:先生に誤解されてしまうのは辛いですよね。
Ayaさん:体や顔、首にも症状が出ていて、セーラー服は首元が開いているので、人に見られるのが、本当に嫌でコンプレックスでした。
WOMB LABO編集部:生理がきてからの変化はありましたか?
Ayaさん:中学2年生の時に生理がきて、デリケートゾーンもアトピーだったので、気絶しそうなくらい、かゆかったです。でも繊細な部分なのでかけないし。親にも言えなかったですね。生理3日目くらいから、特にかゆみが悪化するんです。湿度が高いから治りにくくて、生理が終わってからもしばらくかゆい!1ヶ月の半分くらいはずっと、かゆい状態でした。今思うと、当時のナプキンの質は今よりも悪かったと思うので、その刺激もあったように思います
WOMB LABO編集部:かなり辛い学生時代を過ごされてきたんですね。今は、そんなに苦労されたとは思えないほど、綺麗な肌です!
Ayaさん:飲み薬は大学生くらいまで飲んでいたし、塗り薬は4年前まで塗っていました。でもアトピーを直すために、4年前から本格的に食事改善をしたんです。玄米菜食を心がけ、添加物を避けて、動物性のものは家では食べないようにしています。そうしたら、今ではだいぶ改善されました!
WOMB LABO編集部:やっぱり食事は大切なんですね!
Ayaさん:そうですね、生理痛やPMSもかなりひどかったんですが、この4年くらいで、ほとんどなくなりました。生理前後に多少の気持ちの変化があったとしても、生理だし仕方ない!と自分を受け入れて、許せるようになってきたし、気持ちの切り替えも上手になってきたように思います。
WOMB LABO編集部:自分を受け入れることって、大切ですよね。生理用品はどんなものを使っていますか?
Ayaさん:4年前から布ナプキンを使うようになりました。手洗いするのが面倒だなと思っていたのですが、使ってみたら快適で、かゆみが出づらいし、蒸れ具合が全然違うんです!なんでもっと早く使わなかったんだろうと後悔しています。最近は、薬局で手軽に購入できる、ソフィのオーガニックナプキンと併用しています。
デリケートゾーンケアで、ふっくらハリのある肌に
Ayaさん:数年前からデリケートゾーン用のウォッシュやセラム、オイルを使うようになって、デリケートゾーンの肌が、ふっくらしてハリが出て、顔の潤いもアップした気がします。
WOMB LABO編集部:変化が出ると嬉しくて続けようと思いますよね。変化に気付けるのは、毎日ちゃんと自分に向き合って過ごしているからですね!
心の声を聞いて、無理せず自分を大切に
学生時代は、アトピーが辛く、コンプレックスがたくさんあったと笑顔で話すAyaさん。食事改善を始めてから、アトピー・生理痛・PMSも改善され、メンタル面も強くなったそうです。体調がすぐれない時は、心の声を聞いて、無理せず休み、自分を大切にしているとおっしゃっていたのが印象的でした。みなさんの生理への向き合い方の、ヒントになれば嬉しいです。
WOMB LABO 編集部