植物療法士のKanakoです。
今回は、妊娠力を高めるフェムケアについて、です。妊活には、タイミング法から体外・顕微授精まで様々なステージがあります。前回のコラム(タイミング法のセルフケア。)では、タイミング法の成功のカギや心身のストレスケアについてご紹介しました。タイミング法とは、排卵日を予測して、パートナーとセックスをすること、自然妊娠のことを言います。タイミング法において、妊娠の可能性を高めるセックスとはどのようなものでしょうか?
タイミング法の成功のカギは、良いセックスをすることです。良いセックスとは、妊娠のための義務感のセックスではなく、パートナーと共にセックスを楽しむこと、これが妊娠の可能性を高めると言われています。なかなか妊娠に至らず、タイミング法の期間が長くなるにつれて、セックス=妊娠のためという意識が強くなりがちです。医師から指示された排卵日を意識し過ぎて、排卵日セックスにお互いが振り回されやすくなることも。セックスにストレスを感じたまま妊活を続けることは、パートナーとの関係にも良くない影響を与えかねませんよね。
では、良いセックス=妊娠の可能性を高めるセックスとは、どのようなものでしょうか?妊娠力を高めるセックスには、リラックスが必要と言われます。心身のストレスから解放されて、オーガニズムを感じることで、子宮や膣の収縮が起こり、精子を吸収するように圧がかかります。オーガニズムを感じると脳に信号が伝わって、排卵を促すとも言われています。良いセックスに導くためには、日頃のセルフケアがポイントになります(^-^)☆
では、妊娠力を高めるフェムケアについて、その内容に入っていきましょう♪タイミング法の成功のカギは、リラックスをしてオーガニズムを感じられるセックスです!今回のコラムでは、タイミング法を成功に導くためのセルフケアとフェムケアアイテムをご紹介したいと思います。今回もどうぞお付き合いいただけますと幸いです^^
膣トレで感度を高めよう!
年齢を重ねると筋力が衰えるように、膣まわりの筋肉も弱まってきます。子宮を支える骨盤底筋や膣壁などを鍛えて、セックスの質を高めましょう!オーガニズムのときに収縮するのも骨盤底筋です。トイレや日常生活で膣まわりにキュッと力を入れることを意識する、ジムに通っている方はアダクターというマシーンで骨盤底筋を鍛えることもおすすめですよ。YouTubeで膣トレと検索して、自宅で動画を参考にトレーニングするのも良いですよね。最近では、膣トレグッズも豊富です!スマホと連動して膣圧を測定できるアイテムなどを活用して、膣まわりの筋肉を鍛えましょう☆
膣トレアイテム
膣トレ 膣トレボール EMIGI ラブパールセット ライト&ミディアム / ヘビー&エクストラヘビー
膣トレ 骨盤底筋トレーニンググッズ kGoal Boost ケゴール ブースト アプリ連動
潤滑剤でストレスを軽減しよう!
病院指導のタイミング法では、ホルモン剤を使用するケースがあります。ホルモン剤の副作用で一時的に、更年期症状のようになりやすくなって、膣の乾燥を感じる場合があります。このような場合、セックスをすることに不安を抱えやすくなりますよね。妊娠の可能性を高めるために、排卵時期にセックスの回数を増やすように指示があることもあります。膣の乾燥や摩擦、性交時の痛みが気になるときは、ジェルやローションタイプの潤滑剤を活用しましょう!通常、潤滑剤が子宮まで入ることはないため、妊娠に影響はないとされています☆
潤滑剤アイテム
潤滑ボディローション INTIME ORGANIQUE(アンティームオーガニック) ローズローション
【LUVLOOB】NATURAL WATER-BASED LUBRICANT
プレジャーテックでオーガニズムを感じよう!
オーガニズムを感じたことがない、どういった感覚なのか分からないという方も少なくないと思うのです。そのような場合は、プレジャーテックを用いたセルフケアをおすすめします!セルフプレジャーでオーガニズムを経験すると、セックスでもオーガニズムを感じやすくなると言われています。セルフプレジャーには、幸せホルモンと言われるオキシトシンの分泌を促し、膣の潤いを保つなど、様々なメリットがあります。自分の体を知るきっかけにもなるため、妊活に限らずセルフケアに取り入れると良いですよね^^
プレジャーテック
プレジャーテック セルフプレジャートーイ バイブ
プレジャーテック セルフプレジャートーイ ハート型 バイブ RianneS コーラルローズ
このように妊娠力を高めるフェムケアは、タイミング法の成功のカギになります!妊活中のセックスは、どうしても子づくりのための行為になりがちです。タイミング法にストレスを感じたら、妊娠のための義務感のセックスではなく、パートナーと共にセックスを楽しめているか、振り返ってみましょう。排卵日にとらわれ過ぎて、タイミングが取れないことにイライラしてしまうとき、お互いの予定が合わないときには、シリンジを使用するなど臨機応変に対応することも一つの方法だと思うのです。ストレスは生殖機能に影響を与えるため、悪循環に陥ると妊娠しづらくなってしまう可能性もあります。パートナーと共に妊活中のストレスには気をつけたいですよね。
妊活は、パートナーとの協力が不可欠です!妊娠は精子と卵子が出会い、受精卵となって、子宮内膜に着床するというプロセスです。妊娠に至らない原因は女性側だけでなく、男性側にある場合もあります。精子は、体調やストレスなどコンディションに影響を受けやすく、それが精子の数や運動率に反映されます。精子の状態は妊娠率を左右するため、男性の体調や健康状態も妊活には大切なのですよね。
次回は、男性の妊活セルフケアについて、ご紹介したいと思っています。パートナーの体調管理、妊活中の心身のストレスや負担を軽減し、妊娠力を高めましょう!最後までお読みいただき、ありがとうございます☆
著者プロフィール
Kanako
植物療法士/AMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト
妊活では、自然妊娠、不妊治療(タイミング法、人工授精、体外・顕微授精)、流産、死産を経験。
心身ともに苦しいときに植物の力に支えられたことをきっかけに植物療法専門学校「ルボアフィトテラピースクールhttps://www.phytoschool.com/」にて、植物療法を学ぶ。これまでの自身の経験をもとに、WOMB LABOにてカウンセラーも務める。
Instagram:@phyto_kanako