最終更新 2024.03.11 by WOMB LABO編集部

植物療法士のKanakoです。

今回は、妊活におけるセルフケアのポイントについて、です。妊活に関する様々な情報は、インターネットや書籍などで得ることができる時代です。私も情報収集し、自分でできることを探してみたり、鍼灸や漢方などを妊活に取り入れていました。皆さんはどんなセルフケアを取り入れていますか？色々と試して気づいたことは、セルフケアを始める前に妊娠の仕組みと自分の体を理解することも大切だということでした！これから妊活を始めようと思っている方、現在妊活中の方もまずは基本となる知識を理解することから一緒にはじめましょう。自分に合ったセルフケアを見つけるヒントにつながるかも知れません。今回もどうぞお付き合いいただけますと幸いです＾＾

妊娠の仕組みについて

妊娠は、精子と卵子が出会うことからはじまります。そして、精子と卵子が受精して一つの受精卵となります。受精卵が細胞分裂を繰り返して、子宮内膜に着床すると妊娠成立となります。妊娠とは、多くの段階（排卵、射精、受精、受精胚の発育、着床、着床後の胚発達）を経て、全てがうまくいったときにはじめて成立します。では、この仕組みをちょっと深掘りしてみましょう。

妊娠とは、卵子と精子というそれぞれの細胞が出会って受精卵となり、受精卵が細胞分裂を繰り返して子宮内膜に着床するという仕組みです。私としては、この仕組みを知って「細胞がカギだな。」とセルフケアのヒントを得ました＾＾☆

女性側と男性側の細胞が元気であることは、妊娠力を高めるポイントになるのではないでしょうか。高齢妊活を経験した私が細胞に着目する理由のひとつに、卵子の課題があります。

卵子は老化する？

お肌は約１ヶ月程度、腸は2〜3日程度で新しい細胞と入れ替わります。細胞は常に新しいものと入れ替りますが、卵子は入れ替わることのない唯一の細胞なのです。卵子は、胎児のときにお母さんの子宮の中で一生分がつくられています。初潮を迎えてから、卵子の数は年齢と共に減少していきます。卵子は女性の年齢と共に年を重ねて、その数も減少していきます。これが卵子は老化すると言われる理由です。

様々なライフスタイルや事情があって、妊活を始めた年齢や現在の妊活のステージも人ぞれぞれだと思うのです。私のように、病気の治療を優先しなければならず妊活に戻るまでに時間を要することもあるかと思います。卵子は女性と一緒に年を重ねていく、これは体の仕組みによるもので誰もが避けられないことですが、卵子の質は年齢だけが影響するのでしょうか。

卵巣の状態は、年齢だけでなく体調やストレスなど様々な影響を受けると言われています。また、妊娠に重要なのは、卵子の数ではなく卵子の質とも言われています。加齢に伴う、卵子の減少は現実問題として認識することも大切ですが、卵子の質を意識したセルフケアを取り入れることが妊娠力を上げるポイントになると考えます。

そのためには体全体を整えること、ストレスに強くなること（ストレスをなくすことは難しいので＾＾；）は卵子の老化スピードをできるだけ遅くすることにもつながります。細胞レベルから体全体を整えることで、体本来の力を発揮することができるようになる！それは、妊娠しやすい体をつくるための第一歩だと思うのです。

妊活にストレスは付きものといっても過言ではないと思うのですが、ストレスがかかると体内に活性酸素が生じて、それが体のサビとなって細胞の老化にも影響します。ストレスケアも卵子の老化予防や妊活とうまく付き合っていく上で必要なケアですよね。

卵子だけでなく、精子も生活習慣やストレスに影響を受けると言われています。夫婦の健康こそ、妊娠への近道！細胞を元気にして、ストレスに強くなることが、妊活において大切な基本要素なのですよね＾＾

ということで、次回は細胞を元気にするためのセルフケア（3つのポイント）についてご紹介したいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます☆